「第7回 とっとりの建設産業を「造る・支える・守る」 技術者リレーインタビュー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「若手技術者を支えたい。現場で育てて、資格取得をバックアップ」

 

      

   美保テクノス(株)

   たなか  としなり

   田中 寿成さん(50才)

   1級土木施工管理技士

 

 

地元出身。28歳から建設業に入職。美保テクノス(株)では主に、交通インフラの維持管理業務に携わる。
現場では、自分の身を守ることと、他の職員の安全確保に努めています。交通インフラの作業は危険を伴うので、後輩を厳しく指導する時もあります。
そして、維持管理は交通インフラ以外の対応も求められます。私が所属する、ランドサポート事業部は、基礎技術事業所、舗装事業所、維持事業所の3 事業所から構成されています。
コンクリート、ソーラー、環境、海洋など、色々な専門家が在籍しており、どんな現場でも対応できるマルチ集団を目指して、日々研鑽しています。
今年、会社の後押しがあって、1級土木施工管理技士に合格しました。
当社では、所⾧が持ち回りで講師となり、1、2級受験対策勉強会を開催しています。試験が近づくと頻繁に実施しており、合格者も同席して根気よく学んでいます。
また、資格取得した職員に、お祝い金を支給する制度があるのも嬉しいことです。
昨年9月、鳥取県建設分野担い手確保・育成連携協議会が既就労者向けに開催した「1級土
木施工管理技術検定実地試験対策講座」を受講した時、講師から「採点する人に、最初の数行で現場の全容が分かる書き方をするように。」、「第一印象が大切なので、きれいな字で書くように。」とアドバイスを受けました。
個人の自己啓発を会社全体がバックアップしてくれたおかげで合格出来たと思います。これからは教える側で若手技術者を支えたいと思います。

 


次の(第8回)リレーインタビュー美保テクノス㈱ 山根トトロさん、田中裕也さん、吉田寿幸さん

 

 

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