「第6回 おしえてとっとりウーマンが語る建設産業の魅力インタビュー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今の建設産業では、男女関係なくICTやCIMで挑戦できる」

      

   ㈱井木組(琴浦町)

 

   にしお みき 

   西尾 美紀さん(30才)

   1級土木施工管理技士

 

伯耆町出身。鳥取大学農学部、卒業後(株)井木組へ就職して8年目。
建設産業に興味を持ったのは、大学の講義で船上山ダムの見学に行ったとき、こんな大きなものをどうやって作るのだろうと思ったことがきっかけです。
合同企業説明会で現場支援部門の新設を考えているという話を聞き、縁の下の力持ち的な仕事がしたかったのと、女性でも現場に携われると思い入社しました。
平成29 年12 月まで大山砂防堰堤工事に携わり、二の沢堰堤の現場では、主に品質管理と写真管理を担当していました。
施工に使用する土砂の含水比を測定したり、立会等の写真撮影などで現場に出る機会も多かったです。それ以外にも、日々増えていく工事管理書類の作成・整理や、地
元説明会の資料、毎月の工事の進捗状況をお伝えする広報誌なども作成しました。
広報誌は、なるべくわかりやすい言葉で、写真を多く載せ、わかりやすい記事を作るように心がけています。
少しでも工事に興味や親しみをを持っていただけるよう、イラストを配置し、文字の色も優しい雰囲気になるように作っています。
このたび、1級土木施工管理技士に合格しました。今後の目標は、ドローン等を活用した測量やCIM など新しい技術を早く習得して、現場に還元していきたいと思っています。
現在、点群処理と3D データ作成ソフトの操作方法を習得するべく、入社1 年目の若手女性社員2 名と奮闘しています。操作に慣れるまで時間がかかりそうですが、3人で頑張りたいと思います。
今の建設産業は、男女関係なくICT やCIM などの新しいことにどんどん挑戦していける環境です。また、働く環境も改善が進んでいます。建設産業に興味を持って、同じ業界で働く若手が増えたらいいなと思います。

  

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