新技術一覧
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登録年月日 | 一覧区分 | 新技術名 | 工種 | 開発事業者名 | 概要 | |
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2022/03/31 | 新技術 | 刈草を原料とした堆肥を使用した環境循環型緑化工法(完熟たい肥植生基盤材吹付工) | 工法 | 株式会社エコ・ファーム鳥取 | 当工法は、地元公共工事などから発生した刈草を植生基盤材として活用できるように調整(完熟たい肥化)した環境循環に適したものである。更に刈草の処分方法のひとつである焼却に比べCo2排出量削減へも大幅に貢献可能となり、建設業界でも大きなテーマであるSDGs・脱炭素などの推進へ寄与出来る工法である。
当工法は、建設現場で問題となっている廃棄物の循環利用とそのグリーン用途での利用促進を図り、建設業者や一般家庭から出る刈草のCO₂排出量の減少を図りながら環境循環を行うことによって、環境課題解決に向けた取り組みを行いたいと考えている。 |
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2022/02/01 | 新技術 | とっとりエコダー緑化工法(竹繊維植生基材吹付工) | 工法 | 有限会社 岡田建設 | 法面緑化技術に関し、ラス張工、接合剤を使用せずに、増え続ける鳥取県内から発生する竹を使用した『綿状生竹短繊維』を用いた緑化基盤により、降雨、凍結、干ばつに対する耐久性能を高め自然環境の変化に順応することで緑化基盤が維持され、永続的に緑化が維持されます。 また、鳥取県内の竹のリサイクルをすることにより、県内の環境保全に貢献します。 |
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2021/07/29 | 新技術 | TAKeco | 材料及び製品 | 北溟産業有限会社 | ・TAKecoは、造園・緑化材であり、竹(主に間伐された孟宗竹)を棘なく破砕し、それを発酵させた綿状の土壌改良剤兼、マルチング資材である。 ・綿状に破砕された竹は、竹自体が持つ乳酸菌により発酵するが、破砕後に乳酸菌により分解、液化した生ごみ液肥1を添1加することにより、製品化の速度を速めると同時に微量の肥料分を保持する。
・作物の茎の周りに被覆することにより、 雑草抑制と水分保持を両立する。被覆後すぐに水を撒くことにより、竹の繊維が1絡み合い、 表面が乾いても埃とならず、用土の流出を防ぐ。
・マルチングとして使用後は、土にすき込むことにより土壌の保水性、保肥力を高め、柔軟な土壌に改良する。
・県内での竹林整備に伴う間伐竹を原料として使用。 |
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2021/07/29 | 新技術 | バックホウのアーム動作を活用 したウインチ『アームウインチ』 | 材料及び製品 | 有限会社ウエスト興業八頭 | 伐木した樹木等のバックホウ搭載ウインチによる地引作業において、バックホウアームに魚釣りのような動きを加え
ることで、効率良く対象物を引き寄せることが出来る技術。従来の油圧ウインチに代わり安価な電気式ウインチでの
作業が可能になるため経済的である。
①何について何をする技術なのか?
・伐木した樹木や重量資材などを地引作業する技術。
②従来はどのような技術で対応していたのか?
・油圧ウインチの巻取り力を利用した地引作業で対応。
・クレーン等で伐木した樹木を集材可能な場所まで吊上げることで対応。
③公共工事のどこに適用できるのか?
・伐木の集木・除根の撤去に関する地引作業。
・災害で倒木した樹木などを回収する災害復旧工事。
④その他
・バックホウ装着ウインチの本体重量:リール部28kg、クランプ部13kg。 |
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2021/03/30 | 新技術 | 歩車道境界SEブロック(エプロン一体型)防草タイプ | 材料及び製品 | 日本ハイコン株式会社 | 雑草は、コンクリートとアスファルト舗装の空隙部に飛来した植物の種子が入り込み、根を張る事で繁茂します。
雑草が繁茂することにより、次ような支障(問題点)が発生します。
①通行車両から歩道、路肩の視認性を妨げる。
②道路利用者の安全な通行の妨げとなる。
③舗装のクラック等の要因となる。
④雨水の排水機能を妨げる。
⑤景観性を損ねる。
⑥道路の維持管理費を増加させる。
雑草の繁茂を抑止する新技術として、防根材を配合したブチルゴム(ボーソーシール@)とエプロン一体型の歩車道境界ブロック(SEブロック)を組合わせた防草仕様の歩車道境界SEブロック(エプロン一体型)を開発した。
これまでは構造物の舗装側側面にブチルゴムを貼り付けて対応していたが、ブチルゴムが構造物より飛び出す形となり、製品際の転圧不足が懸念されることから、歩車道境界ブロックにブチルゴムを装着するスペース(切欠き)を設けることで舗装側側面をフラットにして製品際まで十分な転圧が出来るように改良を行った。
【ブチルゴム(ボーソーシール@)を装着することによる利点】
・空隙の発生は、振動や材質の伸縮量の違いが原因であり、それに対してブチルゴムが追従し、空隙を防止する。
・ブチルゴムには、防草剤が配合されており、雑草の繁茂を抑止する効果がある。また、防草剤は、地中や水中に 拡散しないため、近隣の環境に影響を与えないとともに、長期間(10年以上効果確認)にわたって効果が持続する。
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2020/03/24 | 新技術 | ロービジョン対策用点字ブロック塗装 | 材料及び製品 | 株式会社クエスト | 雨の日、あるいは雪の日には、点字ブロックは危険区域となり、歩行者、自転車、特に目の不自由な方にとって、転倒事故が少なくない。そこで、当社独自開発した接着剤を使用した商品を塗布することにより、滑らなくすることができる。また、駅のホームの点字ブロックで、人の往来が多いところは頻繁に破損する。このような点字ブロックの状況は、目の不自由な方のためのものが、誰でもひとつ間違えれば、転倒、大事故に繋がる可能性があります。当社の新技術は、従来品のこれらの問題点を解決、強度、耐久性、滑り抵抗値も格段に向上させることができます。 施工は極めてシンプルで、現地施工もちろん、工場での施工が可能。
また、開発にあたり、試行錯誤を重ねる中、鳥取県視覚障害者協会様にもアドバイスを頂き、日本視覚障害者連合様、鳥取県視覚障害者協会様、盲膜色素変性協会様などの支援をいただいて新技術が完成され、商品化に繋がりました。完成されたこの技術は、JR米子管内(根雨駅)2019年2月に施工され何の問題も起こっておりません。
なお、この新技術を基本とし、ロービジョン対応の塗装も完成、具体的には、コンクリートブロック上では指定された色調がでなかったが、当社独自の技術(接着剤を兼ねた色の調合)で日本視覚障害者連合様、鳥取県視覚障害者協会様及び盲膜色素変性協会様が要求される色調を出すことができ、承認していただくことができました。
点字ブロックの現状と問題点を解決すべく、鳥取県のみならず、全国の点字ブロックが、当社の新技術で少しでも住み良い街づくりに寄与することを目指し開発にいたりました。
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2020/03/24 | 新技術 | 常緑キリンソウ袋方式(FTMバッグ) | 材料及び製品 | 株式会社 フジタ(共同開発の会社名:株式会社 田中緑化研究所) | ・日本各地の山地や海岸の乾いた岩の上などに自生しているキリンソウ(ベンケイソウ科キリンソウ属キリンソウ)は冬期間は落葉します。常緑キリンソウは品種改良を行い、通年を保つように改良した新品種です。
・従来の壁面緑化はセダム類で施工されているが、天然雨水のみでは恒久性がない。また近年ヘデラ類で施工されている工法もあるが成長するのに年数を要する。
・弊社にて平成19年に種苗登録した植物、常緑キリンソウ(トットリフジタ1号)は雨水があれば散水不要、暑さ、寒さに強く日本中どこでも生育します。海岸部では、より旺盛な生育となります。
・上記、『常緑キリンソウ』を採用し、専用培土を袋に入れ、『雑草防止』『土壌流防』『簡単緑化』を実現した新しい緑化システムが常緑キリンソウ袋方式(FTMバッグ)です。
・FTMバッグの標準サイズは、壁面緑化:350*1000、屋上緑化:500*500&250*1000、折板屋根:250*1000ですが、袋は型を持たないので、現場に合わせた寸法のオーダーが可能です。 |
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2019/10/07 | 新技術 | 建設用手持ち工具支持装置「楽サポール®」 | 材料及び製品 | 株式会社 KENZEN | 建設業界の問題は、人手不足と高齢化。それに加え、当社の得意とする「はつり」は、重いコンクリートハンマーを天井に押し付ける超重労働であり、何らかの手を打たなければ、要員を確保できず、事業継続も困難。
NETISに登録された「はつり棒」が市販されているが、
①高さ調節がしにくく、実質的に現場での高さ調節は困難
②はつり箇所を押す力が構造的に弱く、肉体的負担の軽減は限定的等の問題点があり、実用的ではない(当社評価)。
これらの問題点を解決するために、独自に試作を重ねたところ、効果的な形状・構造を考案することができた。鳥取県産業振興機構のアドバイスを受け、事業化できる製品となり、商標登録済み、特許出願中である。
工具保持力、衝撃吸収力が大きいだけでなく、高さ調節がワンタッチで可能であり、女性や高齢者でもはつり作業が可能となった。現在、口コミで有効性が伝わった県内同業他社に対し、モニター貸出を実施中。販路開拓の一助としている。 |
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2019/03/22 | 新技術 | 鋼管基礎杭「M-Core」 | 材料及び製品 | 有限会社 松村精機 | ◆現行、道路標識・安全標識・カーブミラー等(安全施設)を設置する際の支柱の基礎工は
従来工法(コンクリート基礎工)で施工しているが、地面を掘削⇒コンクリート基礎の埋込み⇒残土の埋戻しと
手順や重機を含む施工機材も多く、工期にも時間を費やしている。
◆今回の新製品「M-Core」基礎杭については、鋼材の基礎杭を直接打設し、鋼材杭に入れた
中筒の鋼材翼を拡張する事により強度を保ち、底掘り~建柱までの時間短縮と工期縮減に繋がる。
◆また施工については特に市街地・住宅地などの狭小区域での掘削・埋戻しも大きく軽減され
施工性や安全性も大幅に向上する事から、杭単体のコストはUPするが、工期短縮や作業性向上の
メリットが得ることが出来る。また機械設備も軽減される為、機械経費削減とCo2の排出量も抑制される。
そして、品質面では鋼材全面に亜鉛メッキを施すことにより耐久性も確保できる。
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2019/03/19 | 新技術 | LED道路灯 | 材料及び製品 | 光電気LEDシステム株式会社 | 平成25年度より、鳥取県内の県道道路灯のLED化が計画され、対象製品の募集が始まりました。その際に応募要項に「県産品であること」の記載があり、弊社においてもこれに対応するために開発を開始、国土交通省 LED道路・トンネル照明導入ガイドライン(案)に適合の水銀灯に代わるLED道路灯として、弊社の特許技術である1台のLED灯具の中に2種類以上の配光特性の異なるレンズを組み合わせ高効率を実現可能な「新拡散構造技術」を取り入れLED道路灯を完成させました。鳥取県内での実績確保もできたため、この度鳥取県産業振興機構からの紹介もあり、鳥取県新技術制度に応募することに至りました。 |
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2018/03/23 | 新技術 | DCT側溝 | 材料及び製品 | 和光産業株式会社 | 自社開発のスリット側溝(トール)を採用し、従来側溝から6倍集排水機能を向上させた。
側溝幅をコンパクト(従来品50cm⇒新技術42cm)に設計することにより床掘幅の縮小と側溝蓋重量の低減(従来品40kg以上⇒新技術40kg以下)を行い、施工性の向上とコスト縮減を行った。また、スリット幅は「道路の道路の移動円滑化整備ガイドライン」に基づき、白杖やハイヒール等が落ち込むことが無い幅 (1cm)とした。 基礎コンクリートの必要がなく、全面開口の為容易に可変勾配をつけることができる。施工性も良く、従来側溝に比べ早期解放ができる。 |
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2018/03/23 | 新技術 | 浚渫土改良材デイヘンダー | 材料及び製品 | (株)大協組 | ①何について何をする技術なのか?
・焼却灰リサイクルシステムの製造工程(製造特許第4846876号)により生産される多孔質な焼却灰固化製品を粒度調整、含水比調整し吸水性能を向上させたもの。
・高含水比軟弱土へ混合することにより短時間に含水比を低下でき,コーン指数の向上によりダンプトラック運搬を可能にする。また、混合量の調整により含水比とともに粒度分布も改良することで、盛土材としても再利用可能。
②従来はどのような技術で対応していたのか
・生石灰やセメントによる安定処理工法
③公共工事のどこに適用できるのか?
・浚渫工事で発生する浚渫土の処理。
・河川工事で発生する底泥土の処理。
・ため池工事で発生する底泥土の処理。
・ハンドリング性能の低い土砂等の処理。
④その他
・物理的な改良なので混合後の養生期間が必要無い |
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2017/03/24 | 新技術 | 吊りチェーン調整具「キメチェン」 | 材料及び製品 | 株式会社 徳永組 担当者 吉森 英樹 | 橋梁等の高架構造物の点検や補修作業などは、吊足場を架設して行われる。この足場架設は、レベル合わせ、展張度の平準化が重要である。特定のチェーンに荷重が集中すると、チェーン破断や足場の崩落等に繋がる。
代表的な従来工法であるレバーブロックを用いた工法は、
①1か所の作業に最低2人必要。
②危険な作業が長時間にわたる。
③チェーンのコマ単位の調整であり最適な展張としにくい等の問題点がある。
この点、本装置は、電動インパクトドライバーを用いた無段階の調整が可能な張架・牽引部材長さ調整装置(写真2)であり、上記3大問題点を容易に解決できる。 また、吊チェーンは過荷重を受けた際の変形(伸び)が外観上判別しずらく、強度が落ちたチェーンを使い続けるリスクがあるが、本装置では過荷重を受けると変形することにより危険を表示し、吊足場全体の安全性を確保することができる。 更に、外れ止めフックは、皮手袋を付けたままでも操作可能である。 |
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2016/09/12 | 試験施工対象 | エコソイルMM流動化工法 | 工法 | (株)大協組 担当者 齋藤 秀貴 (株)みたこ土建 | 材料:焼却灰リサイクルシステムの製造工程(製造特許第4846876号)により生産される「エコソイルR」(鳥取県新技術新工法活用システム登録(登録番号MA251204-50))を粉砕し(0-8mm)、それを混錬プラントにて、セメント、水、起泡剤を混合しスラリー状としたもの。エコソイルRおよび、エコソイルMMは鳥取県認定グリーン商品。
工法の概要:エコソイルRを改良し生コンのように流動化させ、ポンプによる圧送打設する工法である。圧送距離が150m以上と長く、狭小地でも施工が可能。スラリー状の製品を打設するの |
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2016/09/12 | 試験施工対象 | ウッドチップ舗装材「草難です」 | 工法 | 株式会社赤松産業 担当者 赤松雄一郎 | 「草難です」は県内で発生した間伐材等(主に杉・桧)をリサイクル(破砕チップ化)し固化させた、ウッドチップ舗装材です。
防草・保水・透水・転倒しにくい・軽量・自然に還るという特徴があります。
木チップと海水由来の固化剤を混ぜて、ひろげて、踏んづけるだけで、固まるとカチカチになり乗っても崩れず、
①防草②保水③透水機能があり、④転倒しにくい⑤軽量⑥100%リサイクルで自然に還ります。 |
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2016/09/12 | 新技術 | パブリックブリッジ (現場施工型透水防滑工法グレーチング) | 材料及び製品 | 株式会社クエスト 担当者 森下 博 | 本技術は、既に設置してあるグレーチングについて従来の工場施工でしか対応できなかったグレーチングの防滑処理を簡単、短時間に現場で既設グレーチングに施工する透水防滑処理工法である。 また、従来のグレーチングの機能はそのままで開口部を塞ぎ、降雨、積雪時の自転車、バイク、歩行者、車の転倒を防止する。 |
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2016/09/12 | 新技術 | ポノ生チップ緑化工法 | 材料及び製品 | 鳥取県緑化技術研究会(代表 株式会社 山根) 担当者 石橋和幸 | 本技術は、伐採木等を粉砕してチップ化したものに鳥取県大山の黒土をベースにした緑化副資材を混合し、法面に吹き付ける地域循環型緑化工法です。
・生チップに大山産副資材ポノを添加することで、植物成長阻害物質を緩和し、森林土壌を復元できます。 ・接合材ハーデンRと副資材ポノのさまざまな反応により、強固な地盤を造成できます。
・1:0.8程度の勾配法面では、ラス金網等の基礎工が省略でき、コスト縮減と工期短縮ができます。
・建設工事で発生する伐採木等を現場内で緑化基盤材として有効活用することで、産業廃棄物処理費 |
一覧区分
新技術
登録番号
ME0220302-78
登録年月日
2022/03/31
新技術名
刈草を原料とした堆肥を使用した環境循環型緑化工法(完熟たい肥植生基盤材吹付工)
工種
工法
開発事業者名
株式会社エコ・ファーム鳥取
担当部署
担当者
𠮷田友和
郵便番号
680-0906
住所
鳥取県鳥取市港町62番地1
電話番号
(0857)31-6263
FAX番号
(0857)32-5303
メールアドレス
tomokazu@web-yoshida.co.jp
対象分野
開発目的
建設現場で問題となっている廃棄物の循環利用とそのグリーン用途での利用促進を図り、建設業者や一般家庭から出る刈草のCO₂排出量の減少を図りながら環境循環を行うことによって、環境課題解決に向けた取り組みを目的とする。
開発体制
活用効果
特許・実用新案有無
他機関での評価・証明の有無
鳥取県認定グリーン商品認定制度:完熟堆肥 認定番号 第1023号
特徴
■長 所 ◯環境 ・地域から発生する刈草の緑化利用は循環利用サイクルの強化と拡大により廃棄物及び環境課題を解決して社会の需要に応え、環境に配慮した持続的な社会づくりに貢献できる。 ・焼却処分をすると大量のエネルギー消費と、それによるCo2が発生することによる環境上の問題が発生する。以下の通り国や県の各目標達成へも貢献出来る。 鳥取県は令和新時代とっとり環境イニシアティブプラン(循環型社会の構築に向けての目標や低炭素社会の実現に向けた目標を掲げて優先的な達成を目指している) 政府は2050年の脱炭素社会に向けた「グリーン成長戦略」を発表(温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標を掲げている)SDGsでは持続可能な未来を目指す中で「気候変動に具体的な対策をとる」目標も掲げられており、温室効果ガス排出量の削減は喫緊の課題となっている。 ◯材料 ・未完熟のものを使用すると、植物が窒素餓死に陥って生育不良となり、著しい場合は枯死することもあるが、好気性微生物で作る良質な完熟堆肥は完熟したものなので、保水性、保肥性、通気性など植物の生育に適している。 ・現場発生材料として伐採木等をチップ化してを使用しした場合は量・堆肥化促進のリスクが有るものに比べ、安定供給が可能である。 ◯その他 ・現在、一部建設現場で発生する刈草は業者自らが処分先を探す(不法投棄にも繋がる可能性がある)しか方法がなく、建設業者などは建設副産物である刈草の処分に苦慮していることへの解決策のひとつとなる。
概要
当工法は、地元公共工事などから発生した刈草を植生基盤材として活用できるように調整(完熟たい肥化)した環境循環に適したものである。更に刈草の処分方法のひとつである焼却に比べCo2排出量削減へも大幅に貢献可能となり、建設業界でも大きなテーマであるSDGs・脱炭素などの推進へ寄与出来る工法である。 当工法は、建設現場で問題となっている廃棄物の循環利用とそのグリーン用途での利用促進を図り、建設業者や一般家庭から出る刈草のCO₂排出量の減少を図りながら環境循環を行うことによって、環境課題解決に向けた取り組みを行いたいと考えている。
施工単価
適用する条件
■適用可能な範囲 勾配 適切な緑化基礎工(金網張工等)や使用なし(法面勾配1:1.0以上) 適切な緑化基礎工(金網張工等)使用(法面勾配1:0.6以上) 材料最大圧送距離 約250m 土質 軟岩・礫質土・砂質土・シルト・粘性土・有機質土 現場 盛土・切土可能 吹付施工機械が搬入、設置可能な場所 法面が安定していること 20cm以上の転石がないこと ■適用できない範囲 ・急勾配には対応でいないが、適切な緑化基礎工(金網張工等)や使用する接合材により検討も可能 ・法面勾配 1:0.6未満 ・土質条件 クラックの少ない岩や表層すべりが予想できる砂質土・シルト・粘性土
残された課題と今後の開発計画
施工実績
【県内公共工事 3件】 鳥取県土整備事務所(長和瀬B地区急傾斜地崩壊対策工事(ゼロ県債)) 八頭県土整備事務所(水口地区単県急傾斜地崩壊対策工事) 鳥取市(市道松上岩坪線法面防護工事)
施工方法
・従来技術と同様。 ・60 度(1:0.6)より急勾配な法面では、生育基盤を過度に厚く造成すると崩落の危険性が増加するため好ましくなく、適切な緑化基礎工が必要となる。 ・モルタル吹付機・空気圧縮機を用い、完熟堆肥を含む緑化基盤材・化成肥料(高度化成・緩効性肥料)・接合材・種子などを混練した潜在肥料分の高い材料を高圧で法面に吹付ける。
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
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一覧区分
新技術
登録番号
ME0211105-77
登録年月日
2022/02/01
新技術名
とっとりエコダー緑化工法(竹繊維植生基材吹付工)
工種
工法
開発事業者名
有限会社 岡田建設
担当部署
担当者
谷田 朗
郵便番号
689-5211
住所
鳥取県日野郡日南町生山11-1
電話番号
0859-82-0059
FAX番号
0859-82-1270
メールアドレス
tanida@tdg-norimen.jp
対象分野
開発目的
開発体制
活用効果
機能性:竹繊維の嚙み合わせにより、接合剤を不要としたことで、発芽時の種子回転運動が抑制されず、発芽速度が速い。 耐久性:竹繊維の嚙み合わせにより、浸食性、保水性に優れるため、耐久性の向上となる。 施工性:ラス張工法が不要となるため、施工効率が向上する。 安全性:ラス張工法が不要となるため、危険要因が減少する。 コスト縮減:ラス金網施工費の削減 工程:ラス金網施工日数の削減
特許・実用新案有無
種子の発芽促進方法及び法面表層の安定化方法 特許第6005238号
他機関での評価・証明の有無
鳥取県認定グリーン商品認定制度:とっとりエコダー 認定番号 第713号 NETIS登録:タケミックスソイル緑化工法(竹繊維植生機材吹付工) NETIS QS-190039-A
特徴
■長 所 ・ラス張工を使用しないことで、工期短縮がみこめ、吹付基盤が均一化し浸食耐久性が向上する。 ・接合剤を使用しないため、環境面での河川水、地下水へ影響する心配がない。 ・吹付により造成された緑化基盤層は、竹繊維の絡みによる結合と空隙により透水排水効率が向上し、豪雨に対する浸食防止効果が高く、保水性能も向上した。 ・接合剤を使用しないことと、綿状竹繊維を70%配合したことで、竹繊維の持つしなやかな特性により、降雨凍結融解後には柔軟な緑化基盤が復元する。 ・接合剤により種子を固定することがないため、種子が自由に動くことができ発芽速度が早くる。 ・ラス張工が不要であるため、施工時の危険要因が減少する。 ・竹林伐採で発生した竹を処理工場に持ち込み、綿状竹繊維として緑化資材へ再利用することにより、廃棄物の再資源化が図れる。 ・降雨等による浸食率が低いため従来工法の厚さ5cmが本工法の4cmと同等となる。 ■短 所 ・早期発芽は見込めるが、化成肥料を使用しないため、冬季など植物の生育に適さない時期、生育状況の進捗には時間を有する場合がある。
概要
法面緑化技術に関し、ラス張工、接合剤を使用せずに、増え続ける鳥取県内から発生する竹を使用した『綿状生竹短繊維』を用いた緑化基盤により、降雨、凍結、干ばつに対する耐久性能を高め自然環境の変化に順応することで緑化基盤が維持され、永続的に緑化が維持されます。 また、鳥取県内の竹のリサイクルをすることにより、県内の環境保全に貢献します。
施工単価
適用する条件
■適用可能な範囲 ・法面勾配1:05より緩勾配 ・施工厚さ t=3~10cm ・法高:法面垂直高さ80m以下 【特に効果の高い適用範囲】 ・凍結融解作用による崩壊が生じにくいことから、冬季、高山、寒冷地での工事 ・接合剤、化学肥料を使用せず化学成分の溶出がないことから地下水、河川水、湖沼への流化水の影響を考慮する工事 ■適用できない範囲 ・法面勾配1:05より急勾配 ・土質:岩盤緑化(要相談)
残された課題と今後の開発計画
鳥取県では竹林の被害等により今後産業廃棄物として大量に伐採竹の発生することが予想されます。『綿状生竹短繊維』利用した新工法の研究を今後の課題とし、資源リサイクルの向上を図ってまいります。
施工実績
【県内公共工事 3件】 日南町(林道大林線災害復旧工事) 日南町(飛時原地区急傾斜地崩壊対策工事) 八頭町(八頭町 試験施工)
施工方法
■施工時の留意事項 ・使用材料に接合剤を投与してはならない。
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
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一覧区分
新技術
登録番号
MA0210618-76
登録年月日
2021/07/29
新技術名
TAKeco
工種
材料及び製品
開発事業者名
北溟産業有限会社
担当部署
担当者
中川優広
郵便番号
682-0645
住所
鳥取県倉吉市岡20番地10
電話番号
0858‐28‐5782
FAX番号
0858‐28‐6425
メールアドレス
masahiro@hokumei-sangyo.jp
ホームページ
対象分野
開発目的
開発体制
活用効果
機能性:綿状の竹繊維は、水分を吸収すると膨張し保持する効果があり、保水機能が高い。また、被覆後の散水により竹の繊維が絡み合い、土砂流出防止および雑草抑制効果が得られる。 施工性:従来改良剤と比べ比重が1/2~1/3と軽いため、施工性が向上する。
特許・実用新案有無
他機関での評価・証明の有無
鳥取県認定グリーン商品認定制度 認定番号 第751号
特徴
■長 所 ・従来の樹皮や家畜ふんなどの土壌改良剤と比べ、比重が1/2~1/3と非常に軽く、現場での移動など扱いやすい。 ・マルチングとして使用する場合は、3cm以上の厚さで土壌を被覆すると雑草が生えにくい。 ・被覆後すぐに水を撒くことにより、竹の繊維同士が絡み合い、被覆下の土の流出を防ぐ。一度水を撒いた後は、表面が乾いても風で飛んだりすることはない。 ・竹繊維は、水持ちが良いため、被覆下の土が乾燥し難くなる。 ・竹繊維はクリーム色であるため、施工後の見た目に柔らかさを感じる。 ・被覆後に植栽する際は、植え付け箇所の掘った土と混合し埋め戻すことにより、土に孔隙ができ、生育し易い土壌に改良出来る。 ■短 所 ・非常に軽い材料であるため、強風時の施工においては、飛んでしまう恐れがある。 ・水分を吸収し易いため、施工前に雨などにあててしまうと重くなり、繊維が絡み合ってしまうため、施工し難くなる。
概要
・TAKecoは、造園・緑化材であり、竹(主に間伐された孟宗竹)を棘なく破砕し、それを発酵させた綿状の土壌改良剤兼、マルチング資材である。 ・綿状に破砕された竹は、竹自体が持つ乳酸菌により発酵するが、破砕後に乳酸菌により分解、液化した生ごみ液肥1を添1加することにより、製品化の速度を速めると同時に微量の肥料分を保持する。 ・作物の茎の周りに被覆することにより、 雑草抑制と水分保持を両立する。被覆後すぐに水を撒くことにより、竹の繊維が1絡み合い、 表面が乾いても埃とならず、用土の流出を防ぐ。 ・マルチングとして使用後は、土にすき込むことにより土壌の保水性、保肥力を高め、柔軟な土壌に改良する。 ・県内での竹林整備に伴う間伐竹を原料として使用。
施工単価
適用する条件
■適用可能な範囲 ・草抜きなど、雑草処理された草の無い土壌。 ■適用できない範囲 ・雑草の生えた土壌。
残された課題と今後の開発計画
竹を原料としたマルチングや土壌改良材は、製造業者が少ないということもあり、認知度が低く、公共工事の資材として利用が少ないといった課題がある。県内では、里山に浸食する竹藪が竹害として大きな問題となっており、竹を原料や資材としての利活用が問題解決として求められている。TAKecoは、軽いため現場で扱い易く、天然素材としてのマルチングで仕上がりも綺麗であるといった利点から今後、公共工事への普及を促進し、竹害解決と環境美化の両立を図りたい。
施工実績
【県内公共工事 4件】 一般財団法人鳥取県観光事業団東郷湖羽合臨海公園(鳥取県立東郷湖羽合臨海公園(引地地区除く)造園保守業務) 一般財団法人鳥取県観光事業団中国庭園燕趙園(鳥取県立東郷湖羽合臨海公園造園保守業務(引地地区)) 一般財団法人鳥取県観光事業団東郷湖羽合臨海公園(鳥取県立東郷湖羽合臨海公園(引地地区除く)造園保守業務)
施工方法
・施工直後に水撒きが必要。 ・使用前の保管には、シート掛けなどの養生が必要。
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
-
一覧区分
新技術
登録番号
MA0210617-75
登録年月日
2021/07/29
新技術名
バックホウのアーム動作を活用 したウインチ『アームウインチ』
工種
材料及び製品
開発事業者名
有限会社ウエスト興業八頭
担当部署
営業部
担当者
中嶋 英夫
郵便番号
住所
鳥取県鳥取市用瀬町別府101番地7
電話番号
0858-87-3436
FAX番号
0858-87-3303
メールアドレス
sales@west.tottori.jp
ホームページ
対象分野
開発目的
開発体制
活用効果
機能性:アーム操作により障害物の回避や少量の方向転換が可能 コスト縮減(13.88%向上):従来と比較して安価な装置(アームウインチ)で作業可能なため。 工程(12.3%向上):従来と比較して、地引能力が優れているため。
特許・実用新案有無
特許第6714460号 集材用作業車及び集材用作業車の集材方法
他機関での評価・証明の有無
NETIS登録 バックホウのアーム動作を活用したウインチ『アームウインチ』CG-210001―A
特徴
■長 所 ・油圧ウインチを安価な電気式ウインチにすることで経済性が向上。 ・電気ウインチにすることで油圧配管が不要となり、ウインチ取付が容易である。 ・バックホウアームを魚釣りのような動き(アームの曲げ伸ばし)で地引する方式(特許取得)としため、作業効率が向上。 ・アームの操作により障害物等の回避や少量の方向転換が可能となり、作業効率が向上。 ■短 所 ・バックホウ操作と同時に、アームウインチ操作が加わるため操作がやや複雑になる(ただし、作業効率は向上)。
概要
伐木した樹木等のバックホウ搭載ウインチによる地引作業において、バックホウアームに魚釣りのような動きを加え ることで、効率良く対象物を引き寄せることが出来る技術。従来の油圧ウインチに代わり安価な電気式ウインチでの 作業が可能になるため経済的である。 ①何について何をする技術なのか? ・伐木した樹木や重量資材などを地引作業する技術。 ②従来はどのような技術で対応していたのか? ・油圧ウインチの巻取り力を利用した地引作業で対応。 ・クレーン等で伐木した樹木を集材可能な場所まで吊上げることで対応。 ③公共工事のどこに適用できるのか? ・伐木の集木・除根の撤去に関する地引作業。 ・災害で倒木した樹木などを回収する災害復旧工事。 ④その他 ・バックホウ装着ウインチの本体重量:リール部28kg、クランプ部13kg。
施工単価
適用する条件
■適用可能な範囲 ①適用可能な範囲 ・バックホウ機体重量、3t~7.5tまで。 ②特に効果の高い適用範囲 ・斜面に沿った木材の地引作業。 ③適用できない範囲 ・バックホウ機体重量、7.5tより大型の機種。 ■適用できない範囲 ①本製品の現在仕様では、取付機種は 3~7.5tクラス程度までの油圧ショベルに適用しているが、7.5tクラスより大型の油圧ショベルは適用外。(現在、7.5t~13.5t対応機種を開発中。2021年8月完成予定) ②繊維ロープは使用できない。(現在、取付対応製品を開発中。)
残された課題と今後の開発計画
・大型機械対応向け製品の開発。 ・繊維ロープ対応機種の開発。
施工実績
【県内公共工事 11件】 鳥取森林管理署(東因幡(東因幡)林道災害復旧工事) 鳥取県(富沢県有林間伐搬出事業) 鳥取県(千代川美成外河道整備工事の内伐木除根除草工)
施工方法
■施工時 ・マシンの排土板を対象物に向けてから接地し、マシンの安定を確保する。
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
-
一覧区分
新技術
登録番号
MA030225-74
登録年月日
2021/03/30
新技術名
歩車道境界SEブロック(エプロン一体型)防草タイプ
工種
材料及び製品
開発事業者名
日本ハイコン株式会社
担当部署
営業部
担当者
山下 修一
郵便番号
683-0854
住所
鳥取県米子市彦名町4500
電話番号
0859-29-0561
FAX番号
0859-29-4870
メールアドレス
s-yamashita@n-haikon.co.jp
ホームページ
対象分野
開発目的
開発体制
共同開発の会社名:シンレキ工業株式会社
活用効果
機能性:雑草の繁茂を抑止することにより、コンクリート製品および、アスファルト舗装の機能性が損なわれない。 安全性:雑草の繁茂を抑止することにより、道路使用者の安全性が向上。
特許・実用新案有無
他機関での評価・証明の有無
特徴
【長所】 ・従来製品と同形状(特殊な突起等を設けない)であるため、舗装工事時に製品際までの十分な転圧が可能となる。 ・車道と歩道両側の雑草の抑止ができる。 ・道路利用者の安全な往来が確保できる。 ・雑草を抑止することで、視認・視距性が確保できる。 ・除草作業の維持管理費を軽減できる。 ・コンクリート製品・アスファルト舗装の機能性が損なわれない。 【短所】 ・従来製品に雑草抑止機能を付加するため、製品単価はアップする。
概要
雑草は、コンクリートとアスファルト舗装の空隙部に飛来した植物の種子が入り込み、根を張る事で繁茂します。 雑草が繁茂することにより、次ような支障(問題点)が発生します。 ①通行車両から歩道、路肩の視認性を妨げる。 ②道路利用者の安全な通行の妨げとなる。 ③舗装のクラック等の要因となる。 ④雨水の排水機能を妨げる。 ⑤景観性を損ねる。 ⑥道路の維持管理費を増加させる。 雑草の繁茂を抑止する新技術として、防根材を配合したブチルゴム(ボーソーシール@)とエプロン一体型の歩車道境界ブロック(SEブロック)を組合わせた防草仕様の歩車道境界SEブロック(エプロン一体型)を開発した。 これまでは構造物の舗装側側面にブチルゴムを貼り付けて対応していたが、ブチルゴムが構造物より飛び出す形となり、製品際の転圧不足が懸念されることから、歩車道境界ブロックにブチルゴムを装着するスペース(切欠き)を設けることで舗装側側面をフラットにして製品際まで十分な転圧が出来るように改良を行った。 【ブチルゴム(ボーソーシール@)を装着することによる利点】 ・空隙の発生は、振動や材質の伸縮量の違いが原因であり、それに対してブチルゴムが追従し、空隙を防止する。 ・ブチルゴムには、防草剤が配合されており、雑草の繁茂を抑止する効果がある。また、防草剤は、地中や水中に 拡散しないため、近隣の環境に影響を与えないとともに、長期間(10年以上効果確認)にわたって効果が持続する。
施工単価
適用する条件
【適用可能な範囲】 従来型のエプロン一体型歩車道境界ブロックと同様(切下げ、カーブ区間部も含む)。 【適用できない範囲】 特になし
残された課題と今後の開発計画
道路側溝類などに幅広く製品展開を行い、維持管理費の削減および、アスファルト舗装の耐久性向上を図る。
施工実績
【県内公共工事 3件】 米子市(米子インター周辺工業用地整備に係る工業団地内幹線道路改良工事) 米子市(米子インター周辺工業用地整備に係る工業団地内補助幹線道路ほか1改良工事) 境港管理組合(外港竹内南地区貨客船ターミナル整備事業ふ頭用地舗装工事(6工区))
施工方法
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
-
一覧区分
新技術
登録番号
MA020127-72
登録年月日
2020/03/24
新技術名
ロービジョン対策用点字ブロック塗装
工種
材料及び製品
開発事業者名
株式会社クエスト
担当部署
担当者
森下 博
郵便番号
683-0008
住所
鳥取県米子市車尾南1丁目4番27号
電話番号
0859-33-0106
FAX番号
0859-33-0313
メールアドレス
quest-1993@siren.ocn.ne.jp
ホームページ
対象分野
市販及び既存点字ブロック
開発目的
開発体制
活用効果
・弱視者(ロービジョン)に対応した視認性の向上。 ・滑り抵抗性の向上。 ・耐久性の向上。
特許・実用新案有無
他機関での評価・証明の有無
特徴
■長 所 ・すべり止め機能の向上(塗装を塗布した材料は別紙試験分析結果より「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計基準_国土交通省」の履物を履いて動作する床、路面に対して推奨している滑り抵抗係数の約2.5倍の滑り抵抗を有している)。 ・コーティング効果により耐久性、耐摩耗性の向上(JR米子管内根雨駅の施工実績から、ひび割れや破損等の損傷無し)。 ・弱視者(ロービジョン)に対応した色調により視認性の向上(日本視覚障害者連合、鳥取県視覚障害者協会、網膜色素変性協会承認)。 ・製品の製作(市販製品への塗装塗布)にあたり障害者の仕事としても実行中。 ■短 所 塩ビや薄く変形する物など施工できない材質がある。
概要
雨の日、あるいは雪の日には、点字ブロックは危険区域となり、歩行者、自転車、特に目の不自由な方にとって、転倒事故が少なくない。そこで、当社独自開発した接着剤を使用した商品を塗布することにより、滑らなくすることができる。また、駅のホームの点字ブロックで、人の往来が多いところは頻繁に破損する。このような点字ブロックの状況は、目の不自由な方のためのものが、誰でもひとつ間違えれば、転倒、大事故に繋がる可能性があります。当社の新技術は、従来品のこれらの問題点を解決、強度、耐久性、滑り抵抗値も格段に向上させることができます。 施工は極めてシンプルで、現地施工もちろん、工場での施工が可能。 また、開発にあたり、試行錯誤を重ねる中、鳥取県視覚障害者協会様にもアドバイスを頂き、日本視覚障害者連合様、鳥取県視覚障害者協会様、盲膜色素変性協会様などの支援をいただいて新技術が完成され、商品化に繋がりました。完成されたこの技術は、JR米子管内(根雨駅)2019年2月に施工され何の問題も起こっておりません。 なお、この新技術を基本とし、ロービジョン対応の塗装も完成、具体的には、コンクリートブロック上では指定された色調がでなかったが、当社独自の技術(接着剤を兼ねた色の調合)で日本視覚障害者連合様、鳥取県視覚障害者協会様及び盲膜色素変性協会様が要求される色調を出すことができ、承認していただくことができました。 点字ブロックの現状と問題点を解決すべく、鳥取県のみならず、全国の点字ブロックが、当社の新技術で少しでも住み良い街づくりに寄与することを目指し開発にいたりました。
施工単価
適用する条件
■適用可能な範囲 市販及び既存のコンクリート製点字ブロック。 ■適用できない範囲 塩ビや薄く変形する材質。
残された課題と今後の開発計画
・コストの低減 ・剥離性能の向上
施工実績
【県内公共工事 3件】 ・JR西日本(根雨駅) ・ 鳥取県土(県道伏野覚寺線) ・鳥取県米子県土(国道431号(上福原))
施工方法
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
-
一覧区分
新技術
登録番号
ME020225-73
登録年月日
2020/03/24
新技術名
常緑キリンソウ袋方式(FTMバッグ)
工種
材料及び製品
開発事業者名
株式会社 フジタ(共同開発の会社名:株式会社 田中緑化研究所)
担当部署
担当者
藤田豊博
郵便番号
681-0052
住所
鳥取県岩美郡岩美町岩常360
電話番号
0857-72-0087 (フジタ) 0858-37-4555 (田中緑化研究所)
FAX番号
0857-72-0341
メールアドレス
eg-kirinsou3@ray.ocn.ne.jp
ホームページ
対象分野
屋上、壁面緑化
開発目的
開発体制
活用効果
・一年を通じて緑化が可能。 ・袋式であるため基盤材の流出による機能低下が生じないとともに雑草等の侵入防止が可能。 ・袋方式により、運搬、配置が簡素化され、作業性が向上。
特許・実用新案有無
特許:苗床及び苗床を用いた緑化システム(特許第4911418号) 商標登録:常緑キリンソウ袋方式(登録第6125712号)
他機関での評価・証明の有無
品種登録:きりんそうトットリフジタ1号 第15866号(証明機関:農林水産省)
特徴
■長 所 *常緑キリンソウの採用 ・施工が簡単。 ・雨水があるところであれば屋上や壁面、法面や道路など施工場所を選ばない。 ・暑さ、寒さに強く1年中緑である。 ・海岸部では、より旺盛な生育となる。豪雪地帯においても全く問題ない。 *常緑キリンソウ袋方式(FTMバッグ)を採用することにより ・植生基盤材の流亡&雑草の侵入が防止でき、簡単緑化(ローメンテナンス)が可能。 ・植生基盤材の蒸散が防止できる。 ・現場に合わせた寸法のオーダーが可能である。 ■短 所 ・多肉植物のため、芝のように踏みつけることはダメ!
概要
・日本各地の山地や海岸の乾いた岩の上などに自生しているキリンソウ(ベンケイソウ科キリンソウ属キリンソウ)は冬期間は落葉します。常緑キリンソウは品種改良を行い、通年を保つように改良した新品種です。 ・従来の壁面緑化はセダム類で施工されているが、天然雨水のみでは恒久性がない。また近年ヘデラ類で施工されている工法もあるが成長するのに年数を要する。 ・弊社にて平成19年に種苗登録した植物、常緑キリンソウ(トットリフジタ1号)は雨水があれば散水不要、暑さ、寒さに強く日本中どこでも生育します。海岸部では、より旺盛な生育となります。 ・上記、『常緑キリンソウ』を採用し、専用培土を袋に入れ、『雑草防止』『土壌流防』『簡単緑化』を実現した新しい緑化システムが常緑キリンソウ袋方式(FTMバッグ)です。 ・FTMバッグの標準サイズは、壁面緑化:350*1000、屋上緑化:500*500&250*1000、折板屋根:250*1000ですが、袋は型を持たないので、現場に合わせた寸法のオーダーが可能です。
施工単価
適用する条件
■適用可能な範囲 屋上緑化、屋根緑化、壁面緑化、法面緑化、道路等の緑地帯の緑化。 ■適用できない範囲 天然雨水の当たらない場所、上からの荷重がかかるところ。
残された課題と今後の開発計画
・植物の工法なのでノーメンテではありません。施肥方法または恒久的な肥料の開発。 ・緑の多い県内においては認知度が低いが、観光地などのコンクリート壁面等の採用への営業展開。
施工実績
【県内公共工事 3件】 ・鳥取大学 (鳥取大学事務局棟改修工事) ・鳥取県中部総合事務所(枯芦谷川砂防堰堤工事(通常砂防)) ・国土交通省(ボランティア・ロード(国道9号_鳥取市))
施工方法
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
一覧区分
新技術
登録番号
MA310912-71
登録年月日
2019/10/07
新技術名
建設用手持ち工具支持装置「楽サポール®」
工種
材料及び製品
開発事業者名
株式会社 KENZEN
担当部署
担当者
大谷 泉美
郵便番号
680-0864
住所
鳥取県鳥取市吉成2丁目16-3
電話番号
0857-30-6327
FAX番号
0857-30-6328
メールアドレス
kenzen@hi3.enjoy.ne.jp
対象分野
人力で操作するエアハンマー(チッパー)を用いたコンクリートはつり作業
開発目的
開発体制
活用効果
機能性:本装置による工具支持、上方圧力、振動吸収力が可能であり、その分身体への負担を軽減。 施工性:工具を上方に押す力が働く分、作業速度が向上。身体的負担軽減による連続作業化と作業効率向上。 コスト縮減(9.1%向上):工具費はUPするが、施工性の向上により工期短縮及び人件費削減が可能となる。 工程(25.6%向上):本装置の利用により、はつり工の工程が1/2~1/3に短縮される。
特許・実用新案有無
他機関での評価・証明の有無
特徴
■長 所 1.本体が比較的軽量で、10kg程度の手持ち工具(ピック等)を長時間支持可能。 2.ワンタッチで高さ調整が可能、しかも革手袋したままで高さ調節ができる。⇒冬の橋梁補修現場等でも使用可能 3.天面に押し当てる力が強く、はつり時の振動・衝撃吸収力が大きい。 4.以上の特徴により、女性や高齢者でもはつり作業を業務として実施することが可能。 5.工具ホルダーの形状の工夫により、取り付けることができる工具の寸法幅が大きい。 ■短 所 1.作業者の人力によりはつり作業を実施している場合、本装置が追加工具となる。 ただし、生産性の向上による作業時間短縮、すなわち労務費の削減により総工費を縮減することができる。 2.「はつり」作業で発生する粉塵が装置内に一定程度侵入する。 ただし、簡単に清掃できるよう、本体底部の蓋を外しやすくしてある。
概要
建設業界の問題は、人手不足と高齢化。それに加え、当社の得意とする「はつり」は、重いコンクリートハンマーを天井に押し付ける超重労働であり、何らかの手を打たなければ、要員を確保できず、事業継続も困難。 NETISに登録された「はつり棒」が市販されているが、 ①高さ調節がしにくく、実質的に現場での高さ調節は困難 ②はつり箇所を押す力が構造的に弱く、肉体的負担の軽減は限定的等の問題点があり、実用的ではない(当社評価)。 これらの問題点を解決するために、独自に試作を重ねたところ、効果的な形状・構造を考案することができた。鳥取県産業振興機構のアドバイスを受け、事業化できる製品となり、商標登録済み、特許出願中である。 工具保持力、衝撃吸収力が大きいだけでなく、高さ調節がワンタッチで可能であり、女性や高齢者でもはつり作業が可能となった。現在、口コミで有効性が伝わった県内同業他社に対し、モニター貸出を実施中。販路開拓の一助としている。
施工単価
適用する条件
■適用可能な範囲 1.自然条件:特に制約なし 2.現場条件: ①最適な作業:手持ちタイプのコンクリートハンマー(チッパー)等を用いて、天面及び壁面に対して行うはつり作業 ②作業スペース:作業者と「楽サポール」を支える場所として1m2程度必要 ③被はつり箇所:高さ1.5m~2.1m程度の天井面及び壁面 (高さ1.5m以下についても、市場要望多く、商品化を検討中) ■適用できない範囲 1.手で持てない重量の機器を用いて行う作業 2.手持ち工具を用いるが、作業対象面が下向き及び低い位置(高さ1.5m以下)にある作業 (高さ1.5m以下についても、市場要望多く、商品化を検討中) 3.作業台を使った場合に、作業台から 2.1mを超える高さの天面
残された課題と今後の開発計画
・作業適用範囲の拡大 ・生産体制構築中
施工実績
【県内公共工事 5件】 県土整備事務所(音谷川砂防堰堤工事5工区) 県企業局(舂米発電所リニューアル事業) 智頭町(町道木下線橋梁修繕工事(大内橋))
施工方法
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
一覧区分
新技術
登録番号
MA301228-69
登録年月日
2019/03/22
新技術名
鋼管基礎杭「M-Core」
工種
材料及び製品
開発事業者名
有限会社 松村精機
担当部署
担当者
松村 進
郵便番号
住所
鳥取県鳥取市古海545-11
電話番号
0857-27-7131
FAX番号
0857-27-0459
メールアドレス
info@matsumuraseiki.com
対象分野
開発目的
開発体制
活用効果
特許・実用新案有無
他機関での評価・証明の有無
特徴
■長 所 ①労務費・工期・・・作業人員の削減及び工期短縮 ②機械設備費…コンクリート基礎の運搬削減で重機のコスト削減 ③掘削時の残土処理・・・掘削面積が少ない為、残土処理の軽減がされ人件費の削減に繋がる ④工事施工に伴う交通規制の時間短縮と警備人員の削減が出来る。 ⑤角柱杭の対角に支柱の廻り止めを施しており、風による標識の回転を防ぐ効果あり" ■短 所 ①鉄(SS製)の鋼材を使用している為杭の製作に時間を要し、材料費も高騰する。(製作最少ロット数により低減できる) ②杭の打設時に機械騒音が発生する。
概要
◆現行、道路標識・安全標識・カーブミラー等(安全施設)を設置する際の支柱の基礎工は 従来工法(コンクリート基礎工)で施工しているが、地面を掘削⇒コンクリート基礎の埋込み⇒残土の埋戻しと 手順や重機を含む施工機材も多く、工期にも時間を費やしている。 ◆今回の新製品「M-Core」基礎杭については、鋼材の基礎杭を直接打設し、鋼材杭に入れた 中筒の鋼材翼を拡張する事により強度を保ち、底掘り~建柱までの時間短縮と工期縮減に繋がる。 ◆また施工については特に市街地・住宅地などの狭小区域での掘削・埋戻しも大きく軽減され 施工性や安全性も大幅に向上する事から、杭単体のコストはUPするが、工期短縮や作業性向上の メリットが得ることが出来る。また機械設備も軽減される為、機械経費削減とCo2の排出量も抑制される。 そして、品質面では鋼材全面に亜鉛メッキを施すことにより耐久性も確保できる。
施工単価
適用する条件
■適用可能な範囲 ・未舗装面など土砂地での施工 ・勾配地・法面の土砂地での施工 ■適用できない範囲 ・軟弱地盤・施工場所が岩盤部分には不適切
残された課題と今後の開発計画
施工実績
施工方法
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
-
一覧区分
新技術
登録番号
MA310309-70
登録年月日
2019/03/19
新技術名
LED道路灯
工種
材料及び製品
開発事業者名
光電気LEDシステム株式会社
担当部署
品質設計部
担当者
田口 雅之
郵便番号
住所
鳥取県米子市夜見町827番地5
電話番号
0859-24-0116
FAX番号
0859-24-2612
メールアドレス
heledsys@hikari-system.com
ホームページ
対象分野
開発目的
開発体制
活用効果
特許・実用新案有無
他機関での評価・証明の有無
特徴
■長 所 長寿命 60,000時間:ナトリウム道路灯(180W型ナトリウムランプ器具相当)と比較し、約5倍の長寿命 耐雷サージ電圧15kV:雷対策として、耐サージ電圧15kVに対応(コモンモード) 初期照度補正機能付:点灯初期の余分な明るさをカットし、消費電力を約15%削減します。 スロースタート点灯機能:ドライバーの目のくらみ防止のため約10秒間かけて100%の明るさになるよう制御します。 ■短 所 イニシャルコストが高い(電気代削減を考慮すると約3年で償却可能)
概要
平成25年度より、鳥取県内の県道道路灯のLED化が計画され、対象製品の募集が始まりました。その際に応募要項に「県産品であること」の記載があり、弊社においてもこれに対応するために開発を開始、国土交通省 LED道路・トンネル照明導入ガイドライン(案)に適合の水銀灯に代わるLED道路灯として、弊社の特許技術である1台のLED灯具の中に2種類以上の配光特性の異なるレンズを組み合わせ高効率を実現可能な「新拡散構造技術」を取り入れLED道路灯を完成させました。鳥取県内での実績確保もできたため、この度鳥取県産業振興機構からの紹介もあり、鳥取県新技術制度に応募することに至りました。
施工単価
適用する条件
■適用可能な範囲 道路において、連続照明、局部照明(交差点)共に使用可能。 直線ポール、湾曲ポール共に適用可能。 ■適用できない範囲 トンネル内
残された課題と今後の開発計画
①LED素子の高効率化を行うことで、消費電力を73W→68Wに削減を計画しています。 ②器具の小型・軽量化、さらなる電気代削減・導入費用の低減を実施するために、新規筺体へリニューアル予定。
施工実績
施工方法
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
-
一覧区分
新技術
登録番号
MA290125-68
登録年月日
2018/03/23
新技術名
DCT側溝
工種
材料及び製品
開発事業者名
和光産業株式会社
担当部署
営業部
担当者
森 正
郵便番号
689-2105
住所
鳥取県東伯郡北栄町下神7-1
電話番号
0858-36-2255
FAX番号
0858-48-3015
メールアドレス
t-mori@wakoh-pc.co.jp
ホームページ
対象分野
開発目的
開発体制
【共同開発の会社名】 株式会社D.C.Tアイ
活用効果
機能性:自社開発のダブルスリットにより集排水機能が向上。 施工性:側溝幅の縮小による作業性の向上(作業土工の低減)。 安全性:蓋表面に滑り止め効果のある模様を施し、歩行者の安全性を向上。
特許・実用新案有無
<意匠登録> 側溝用蓋 登録第1391534号
他機関での評価・証明の有無
特徴
■長所 ・分散集水機能による集水能力向上 ・全規格張出しがないため転圧が容易 ・舗装沈下による溜水の排水 ・ガイドピンによるズレ防止 ・蓋の軽量化による作業性の改善
概要
自社開発のスリット側溝(トール)を採用し、従来側溝から6倍集排水機能を向上させた。 側溝幅をコンパクト(従来品50cm⇒新技術42cm)に設計することにより床掘幅の縮小と側溝蓋重量の低減(従来品40kg以上⇒新技術40kg以下)を行い、施工性の向上とコスト縮減を行った。また、スリット幅は「道路の道路の移動円滑化整備ガイドライン」に基づき、白杖やハイヒール等が落ち込むことが無い幅 (1cm)とした。 基礎コンクリートの必要がなく、全面開口の為容易に可変勾配をつけることができる。施工性も良く、従来側溝に比べ早期解放ができる。
施工単価
適用する条件
■適用可能な範囲 ・道路用側溝、自由勾配側溝に準ずる。 ■適用できない範囲 ・道路用側溝、自由勾配側溝に準ずる。
残された課題と今後の開発計画
600サイズ以上の規格
施工実績
【県内公共工事 3件】 倉吉市(市道大原10号線通学路安全対策工事) 鳥取市(城山浄化場進入路改策工事) 鳥取市(西郷地区公民館駐車場整備工事)
施工方法
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
-
一覧区分
新技術
登録番号
MA291211-67
登録年月日
2018/03/23
新技術名
浚渫土改良材デイヘンダー
工種
材料及び製品
開発事業者名
(株)大協組
担当部署
環境建設事業部
担当者
猪原 隆志
郵便番号
689-3543
住所
鳥取県米子市蚊屋235番地2
電話番号
0859-21-7222
FAX番号
0859-21-7223
メールアドレス
inohara@daikyou-g.co.jp
対象分野
開発目的
開発体制
【共同開発の会社名】国立大学法人鳥取大学
活用効果
施工性:現場養生するための仮置きが不要となるため向上。 工 程:養生期間が不要となるため向上。
特許・実用新案有無
<特許第4846876> 焼却灰を原料とした資材の製造方法
他機関での評価・証明の有無
特徴
■長所 ・改良土の養生期間が不必要となるので仮置ヤードの省略、工程の短縮等のコストメリットが向上する。 ・多孔質材料という特徴により消臭効果が期待できるため,周辺環境に配慮できる。 ・バイオマス発電焼却灰をリサイクルすることで、天然資源の温存により環境負荷の低減に貢献できる。 ■短所 ・配合量増えるほど処理土量が増加する。
概要
①何について何をする技術なのか? ・焼却灰リサイクルシステムの製造工程(製造特許第4846876号)により生産される多孔質な焼却灰固化製品を粒度調整、含水比調整し吸水性能を向上させたもの。 ・高含水比軟弱土へ混合することにより短時間に含水比を低下でき,コーン指数の向上によりダンプトラック運搬を可能にする。また、混合量の調整により含水比とともに粒度分布も改良することで、盛土材としても再利用可能。 ②従来はどのような技術で対応していたのか ・生石灰やセメントによる安定処理工法 ③公共工事のどこに適用できるのか? ・浚渫工事で発生する浚渫土の処理。 ・河川工事で発生する底泥土の処理。 ・ため池工事で発生する底泥土の処理。 ・ハンドリング性能の低い土砂等の処理。 ④その他 ・物理的な改良なので混合後の養生期間が必要無い
施工単価
適用する条件
■適用可能な範囲 ・改良土の養生期間が不必要となるので仮置ヤードの省略、工程の短縮等のコストメリットが向上する。 ・多孔質材料という特徴により消臭効果が期待できるため,周辺環境に配慮できる。 ・バイオマス発電焼却灰をリサイクルすることで、天然資源の温存により環境負荷の低減に貢献できる。 ■適用できない範囲 ・配合量増えるほど処理土量が増加する。
残された課題と今後の開発計画
・デイヘンダーの更なる用途拡大等や運搬コストの低減。
施工実績
【県内公共工事 3件】 鳥取県西部総合事務所 (境漁港整備工事)他
施工方法
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
-
一覧区分
新技術
登録番号
MA280315-66
登録年月日
2017/03/24
新技術名
吊りチェーン調整具「キメチェン」
工種
材料及び製品
開発事業者名
株式会社 徳永組 担当者 吉森 英樹
担当部署
営業部
担当者
吉森 英樹
郵便番号
689-0105
住所
鳥取市福部町湯山1300-5
電話番号
0857(38)1090
FAX番号
0857(38)1091
メールアドレス
tokunagagumi109@ivy.ocn.ne.jp
対象分野
開発目的
開発体制
【共同開発の会社】 鳥取県産業振興機構 株式会社 MASUDA
活用効果
比較する従来技術:レバーブロックを使用した仮設用吊チェーンの長さ調整 <機能性>・無段階調整により吊チェーンにかかる荷重の平準化が可能 ・過荷重の変形を目視判断できるため、安全性が向上 <施工性>・省人化:従来 2人一組の作業 ⇒ 1人作業 ・無段階の展張度調整:荷重安定後の微調整可能 <安全性>・危険作業の時間短縮によるリスク軽減 ・過荷重の可視化:従来 なし ⇒ 湾曲による視認性向上 <工程>・省人化、時間短縮:100㎡の吊足場設置・解体:13日⇒11日
特許・実用新案有無
他機関での評価・証明の有無
(地独)鳥取県産業技術センター引張試験
特徴
■長 所 1.品質向上:盛替え作業の負担軽減により、フランジの塗装品質等、工事全体の品質が大幅に向上 2.労働安全面のリスク低減:危険作業に掛かる時間を大幅に短縮 3.予防安全に貢献:積雪・強風等による過荷重がかかった箇所を明示 (約900kg以上で不可逆的変形) 4.省人化及び労務費の低減:吊チェーンの長さ調整を1人作業化(従来工法:2人一組作業)及び短時間化 5.機械損料の低減:電動インパクトレンチ(充電式)の活用 (従来工法:レバーブロック) ■短所 1.本装置が追加資材となり、資材費がアップする。 ただし、時間短縮と省人化による労務費削減で補うことができる。 2.過荷重による変形は不可逆的であり、再使用できない。(安全性重視)
概要
橋梁等の高架構造物の点検や補修作業などは、吊足場を架設して行われる。この足場架設は、レベル合わせ、展張度の平準化が重要である。特定のチェーンに荷重が集中すると、チェーン破断や足場の崩落等に繋がる。 代表的な従来工法であるレバーブロックを用いた工法は、 ①1か所の作業に最低2人必要。 ②危険な作業が長時間にわたる。 ③チェーンのコマ単位の調整であり最適な展張としにくい等の問題点がある。 この点、本装置は、電動インパクトドライバーを用いた無段階の調整が可能な張架・牽引部材長さ調整装置(写真2)であり、上記3大問題点を容易に解決できる。 また、吊チェーンは過荷重を受けた際の変形(伸び)が外観上判別しずらく、強度が落ちたチェーンを使い続けるリスクがあるが、本装置では過荷重を受けると変形することにより危険を表示し、吊足場全体の安全性を確保することができる。 更に、外れ止めフックは、皮手袋を付けたままでも操作可能である。
施工単価
適用する条件
■適用可能な範囲 1.最大荷重240kgの標準的な仮設吊チェーンの長さ調整用。 ■適用できない範囲 1.設計荷重が240kg以上かかる箇所。 実力は、変形開始:約900kg、 破断:約2600kg以上。
残された課題と今後の開発計画
・NETIS登録を受け、生産体制を構築中
施工実績
【県内公共工事3件】 鳥取県土整備事務所{県道鳥取鹿野倉吉線(田中橋)橋梁補修工事(交付金)内区画線工他} 倉吉市建設部(権現堂橋橋梁補修工事) 倉吉市建設部(下条橋橋梁補修工事)
施工方法
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
-
一覧区分
試験施工対象
登録番号
ME280426-65NEW
登録年月日
2016/09/12
新技術名
エコソイルMM流動化工法
工種
工法
開発事業者名
(株)大協組 担当者 齋藤 秀貴 (株)みたこ土建
担当部署
環境建設事業部
担当者
齋藤 秀貴
郵便番号
689-3543
住所
鳥取県米子市蚊屋235-2
電話番号
0859-21-7222
FAX番号
0859-21-7223
メールアドレス
saito@daikyou-g.co.jp
対象分野
開発目的
開発体制
活用効果
防草コンクリート工 経済性:向上 工程:同程度 安全性:向上 施工性:向上 環境:低下 安全性:向上 機能性
特許・実用新案有無
特許・実用新案無
他機関での評価・証明の有無
特徴
<長所> ・ポンプ圧送のため施工距離が150m程度と長く、1日の施工量が多い。短期間で広範囲の防草施工が可能。 ・防草コンクリートよりも安価で、防草効果も高い。 ・焼却灰をリサイクルしているので、循環型社会に貢献できる。 ・スラリー状で、仕上げが容易。 <短所> ・圧送機械が搬入、設置できない狭所は施工が困難。 ・エコソイルMM母材の搬入、ストックが必要。ストック場所が確保できない場合は小運搬、フレコンパックでの搬入が必要になる。 ・プラント操作および、圧送作業の習得が必要。
概要
材料:焼却灰リサイクルシステムの製造工程(製造特許第4846876号)により生産される「エコソイルR」(鳥取県新技術新工法活用システム登録(登録番号MA251204-50))を粉砕し(0-8mm)、それを混錬プラントにて、セメント、水、起泡剤を混合しスラリー状としたもの。エコソイルRおよび、エコソイルMMは鳥取県認定グリーン商品。 工法の概要:エコソイルRを改良し生コンのように流動化させ、ポンプによる圧送打設する工法である。圧送距離が150m以上と長く、狭小地でも施工が可能。スラリー状の製品を打設するの
施工単価
適用する条件
・防草が必要なソーラー施設や、空地、残地など。
残された課題と今後の開発計画
・民間等様々な要望に応えるため、美観の向上をはかる。 ・現状問題はないが、製品の安定供給の維持。 ・より狭所対応を図るため、圧送機械のコンパクト化。 ・法面への施工。
施工実績
国道181号線道路維持工事(4工区)
施工方法
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
-
一覧区分
試験施工対象
登録番号
MA270611-63NEW
登録年月日
2016/09/12
新技術名
ウッドチップ舗装材「草難です」
工種
工法
開発事業者名
株式会社赤松産業 担当者 赤松雄一郎
担当部署
担当者
赤松雄一郎
郵便番号
689-4501
住所
鳥取県日野郡日野町貝原13-1
電話番号
0859-72-6007
FAX番号
0859-72-6008
メールアドレス
akamatu6008@yahoo.co.jp
ホームページ
対象分野
開発目的
開発体制
単独
活用効果
土系(木質)舗装材 経済性:低下 工程:同程度 品質:同程度 安全性:向上 施工性:向上 環境:同程度
特許・実用新案有無
特許・実用新案無
他機関での評価・証明の有無
他機関等での評価・証明有
特徴
<長所> ウッドチップが固化するので草が生えにくくなります。保水性にすぐれていてヒートアイランド現象を緩和します。透水性にすぐれていて雨などの水をすぐに吸い込みます。木の凹凸により転倒しにくいです。軽量なので簡単施工が可能です。5~7年で自然に徐々に還ります。 <短所> ウッドチップが有機物のため対応年数が5~7年です。コンクリートやアスファルトに比べると固くなく、壊れやすいです。そのため重量物(車等)が乗るとひび割れがおこります。
概要
「草難です」は県内で発生した間伐材等(主に杉・桧)をリサイクル(破砕チップ化)し固化させた、ウッドチップ舗装材です。 防草・保水・透水・転倒しにくい・軽量・自然に還るという特徴があります。 木チップと海水由来の固化剤を混ぜて、ひろげて、踏んづけるだけで、固まるとカチカチになり乗っても崩れず、 ①防草②保水③透水機能があり、④転倒しにくい⑤軽量⑥100%リサイクルで自然に還ります。
施工単価
適用する条件
軟弱地盤以外の土壌に適用可能
残された課題と今後の開発計画
対応年数を延ばす。強度強化。
施工実績
鳥取県
施工方法
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
-
一覧区分
新技術
登録番号
ME261218-58承認H28.9.12NEW
登録年月日
2016/09/12
新技術名
パブリックブリッジ (現場施工型透水防滑工法グレーチング)
工種
材料及び製品
開発事業者名
株式会社クエスト 担当者 森下 博
担当部署
担当者
森下 博
郵便番号
683-0008
住所
鳥取県米子市車尾南1丁目4番27号
電話番号
0859-33-0106
FAX番号
0859-33-0313
メールアドレス
quest-1993@siren.ocn.ne.jp
ホームページ
対象分野
開発目的
工期短縮、安全性向上
開発体制
民・民
活用効果
細目タイプのグレーチング 経済性:向上 工程:向上 品質:向上 安全性:向上 施工性:向上 環境:低下 安全性:同程度
特許・実用新案有無
特許・実用新案無
他機関での評価・証明の有無
他機関等での評価・証明有
特徴
<長所> ●特異な技能を必要とせず、施工性に優れた、短時間で処理できる。 ●基本的にメンテナンスフリー。目詰まりしても簡単な掃除で対応可能。 <短所> ●雨での施工不可 (天候に左右される) ●多少色の変色あり ●気温5℃以下での施工不可 ●現地での施工コスト
概要
本技術は、既に設置してあるグレーチングについて従来の工場施工でしか対応できなかったグレーチングの防滑処理を簡単、短時間に現場で既設グレーチングに施工する透水防滑処理工法である。 また、従来のグレーチングの機能はそのままで開口部を塞ぎ、降雨、積雪時の自転車、バイク、歩行者、車の転倒を防止する。
施工単価
従来技術では現場施工は存在しない。 ○一般的な試算ベースのグレーチング(500㎜×995㎜×32㎜)を選定した場合 通常グレーチング・・・・・・・・13,600円(防滑性無し) 細目グレーチング・・・・・・・・25,200円(通常グレーチングより滑る) パブリックブリッジ(施工費・グレーチング代別途)・・・19,880円(Wet71以上(CSR))t=20mm ○通常グレーチングを新たに購入する場合、13,600円と最も安価となるが防滑性は得られない。 ○細目グレーチングを新たに購入する場合、ハイヒ
適用する条件
●グレーチングに施工 ●二次製品の製作(その他) 例、植木鉢、石鹸置き等 ●透水性舗装(根上り対策など)
残された課題と今後の開発計画
グリーン製品の製作、骨材検討中(鳥取県産業振興機構) 透水性とすべり抵抗値について再度分析 全国の障害施設で製作を行い、地方創生及び自立支援に協力したい
施工実績
施工方法
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
一覧区分
新技術
登録番号
ME241101-45承認H28.9.12NEW
登録年月日
2016/09/12
新技術名
ポノ生チップ緑化工法
工種
材料及び製品
開発事業者名
鳥取県緑化技術研究会(代表 株式会社 山根) 担当者 石橋和幸
担当部署
工事部
担当者
石橋和幸
郵便番号
689-3403
住所
鳥取県米子市淀江町西原212-8
電話番号
0859-56-3851
FAX番号
0859-56-2961
メールアドレス
k-y-soumu@theia.ocn.ne.jp
対象分野
開発目的
開発体制
単独
活用効果
植生基材吹付工 経済性:向上 工程:向上 品質:同程度 安全性:向上 施工性:向上
特許・実用新案有無
特許・実用新案無
他機関での評価・証明の有無
特徴
<長所> 本工法は、生チップを緑化基盤材に活用した際、生じやすい窒素飢餓による、発芽生育不良を解決するため、生チップに有用な微生物群を含んだ副資材ポノを添加します。 副資材ポノは、鳥取県大山の良質な黒土をベースにしており黒土のもつ保水性や保肥力と、黒土に含まれる微生物効果で生チップの植物成長阻害物質を緩和し、森林土壌を復元します。 さらに接合材に使用する土壌団粒化安定剤ハーデンRの特性(石灰中和反応、ポゾラン反応、エトリンガイド生成反応、モノサルフェート生成反応、石灰炭素化等)により基盤は団粒化され
概要
本技術は、伐採木等を粉砕してチップ化したものに鳥取県大山の黒土をベースにした緑化副資材を混合し、法面に吹き付ける地域循環型緑化工法です。 ・生チップに大山産副資材ポノを添加することで、植物成長阻害物質を緩和し、森林土壌を復元できます。 ・接合材ハーデンRと副資材ポノのさまざまな反応により、強固な地盤を造成できます。 ・1:0.8程度の勾配法面では、ラス金網等の基礎工が省略でき、コスト縮減と工期短縮ができます。 ・建設工事で発生する伐採木等を現場内で緑化基盤材として有効活用することで、産業廃棄物処理費
施工単価
適用する条件
ラス張工なし(法面勾配1:0.8以上)、ラス張工あり(法面勾配1:0.8未満) 材料最大圧送距離 約200m 土質条件 軟岩・礫質土・砂質土・シルト・粘性土・有機質土
残された課題と今後の開発計画
鳥取県では竹林の被害等により今後産業廃棄物として大量に伐採竹の発生することが予想されます。緑化基盤材木質チップの代用として竹チップを 利用した法面緑化を今後の課題とし、資源リサイクルの向上を図ってまいります。
施工実績
施工方法
添付資料
添付ファイル1
添付ファイル2
添付ファイル3
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