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12件

登録年月日 一覧区分 新技術名 工種 開発事業者名 概要  
2024/08/05 新技術 歩車道境界ブロック一体型多機能側溝 材料及び製品 株式会社ニッコン
 道路利用者の安全で快適な利用を目的として、集水機能と防草機能を兼ね備えた歩車道境界ブロック一体型多 機能側溝を開発した。  道路側溝と歩車道境界ブロックを一体構造にすることにより並列で施工する場合より、省スペースでの設置が可能 であるとともに縁石一体型の蓋であるため、施工性が向上する。  歩車道境界ブロックが一体となった蓋には、歩道側、車道側に防草機能を有しているため、利用者の安全性確保 や除草作業の維持管理費の軽減につながる。  歩道側、車道側の両方に集水用のスリットを設置(片側4箇所)しているため、排水機能に優れている。また、スリッ ト構造は目詰まりによる機能低下しにくい構造として、下方へ向かって広くなるテーパー構造を採用した。
2023/03/30 新技術 CRシステム(クラック記録システム) 工法 株式会社エスジーズ
 当システムは、コンクリート構造物の表面を電動首振り雲台により自動撮影した画像から、ひびわれ・漏水・断面欠損等視覚的に確認可能な損傷を記録するシステムである。  複数撮影された画像は、歪をあおり補正した画像に変換したうえで特徴点抽出により画像合成を行う。画像上でひびわれ等をマニュアルトレースすることにより、各損傷を記録する。記録した損傷はエクセルの数量表、DWG形式のCADデータとして出力可能である。
2022/03/31 新技術 刈草を原料とした堆肥を使用した環境循環型緑化工法(完熟たい肥植生基盤材吹付工) 工法 株式会社エコ・ファーム鳥取
 当工法は、地元公共工事などから発生した刈草を植生基盤材として活用できるように調整(完熟たい肥化)した環境循環に適したものである。更に刈草の処分方法のひとつである焼却に比べCo2排出量削減へも大幅に貢献可能となり、建設業界でも大きなテーマであるSDGs・脱炭素などの推進へ寄与出来る工法である。  当工法は、建設現場で問題となっている廃棄物の循環利用とそのグリーン用途での利用促進を図り、建設業者や一般家庭から出る刈草のCO₂排出量の減少を図りながら環境循環を行うことによって、環境課題解決に向けた取り組みを行いたいと考えている。
2022/02/01 新技術 とっとりエコダー緑化工法(竹繊維植生基材吹付工)   工法 有限会社 岡田建設
法面緑化技術に関し、ラス張工、接合剤を使用せずに、増え続ける鳥取県内から発生する竹を使用した『綿状生竹短繊維』を用いた緑化基盤により、降雨、凍結、干ばつに対する耐久性能を高め自然環境の変化に順応することで緑化基盤が維持され、永続的に緑化が維持されます。 また、鳥取県内の竹のリサイクルをすることにより、県内の環境保全に貢献します。      
2021/07/29 新技術 バックホウのアーム動作を活用 したウインチ『アームウインチ』 材料及び製品 有限会社ウエスト興業八頭
伐木した樹木等のバックホウ搭載ウインチによる地引作業において、バックホウアームに魚釣りのような動きを加え ることで、効率良く対象物を引き寄せることが出来る技術。従来の油圧ウインチに代わり安価な電気式ウインチでの 作業が可能になるため経済的である。 ①何について何をする技術なのか? ・伐木した樹木や重量資材などを地引作業する技術。 ②従来はどのような技術で対応していたのか? ・油圧ウインチの巻取り力を利用した地引作業で対応。 ・クレーン等で伐木した樹木を集材可能な場所まで吊上げることで対応。 ③公共工事のどこに適用できるのか? ・伐木の集木・除根の撤去に関する地引作業。 ・災害で倒木した樹木などを回収する災害復旧工事。 ④その他 ・バックホウ装着ウインチの本体重量:リール部28kg、クランプ部13kg。
2021/07/29 新技術 TAKeco 材料及び製品 北溟産業有限会社
・TAKecoは、造園・緑化材であり、竹(主に間伐された孟宗竹)を棘なく破砕し、それを発酵させた綿状の土壌改良剤兼、マルチング資材である。                                                          ・綿状に破砕された竹は、竹自体が持つ乳酸菌により発酵するが、破砕後に乳酸菌により分解、液化した生ごみ液肥1を添1加することにより、製品化の速度を速めると同時に微量の肥料分を保持する。 ・作物の茎の周りに被覆することにより、 雑草抑制と水分保持を両立する。被覆後すぐに水を撒くことにより、竹の繊維が1絡み合い、 表面が乾いても埃とならず、用土の流出を防ぐ。 ・マルチングとして使用後は、土にすき込むことにより土壌の保水性、保肥力を高め、柔軟な土壌に改良する。 ・県内での竹林整備に伴う間伐竹を原料として使用。                                    
2021/03/30 新技術 歩車道境界SEブロック(エプロン一体型)防草タイプ 材料及び製品 日本ハイコン株式会社
雑草は、コンクリートとアスファルト舗装の空隙部に飛来した植物の種子が入り込み、根を張る事で繁茂します。 雑草が繁茂することにより、次ような支障(問題点)が発生します。  ①通行車両から歩道、路肩の視認性を妨げる。  ②道路利用者の安全な通行の妨げとなる。  ③舗装のクラック等の要因となる。  ④雨水の排水機能を妨げる。  ⑤景観性を損ねる。  ⑥道路の維持管理費を増加させる。  雑草の繁茂を抑止する新技術として、防根材を配合したブチルゴム(ボーソーシール@)とエプロン一体型の歩車道境界ブロック(SEブロック)を組合わせた防草仕様の歩車道境界SEブロック(エプロン一体型)を開発した。 これまでは構造物の舗装側側面にブチルゴムを貼り付けて対応していたが、ブチルゴムが構造物より飛び出す形となり、製品際の転圧不足が懸念されることから、歩車道境界ブロックにブチルゴムを装着するスペース(切欠き)を設けることで舗装側側面をフラットにして製品際まで十分な転圧が出来るように改良を行った。  【ブチルゴム(ボーソーシール@)を装着することによる利点】  ・空隙の発生は、振動や材質の伸縮量の違いが原因であり、それに対してブチルゴムが追従し、空隙を防止する。  ・ブチルゴムには、防草剤が配合されており、雑草の繁茂を抑止する効果がある。また、防草剤は、地中や水中に 拡散しないため、近隣の環境に影響を与えないとともに、長期間(10年以上効果確認)にわたって効果が持続する。
2020/03/24 新技術 常緑キリンソウ袋方式(FTMバッグ) 材料及び製品 株式会社 フジタ(共同開発の会社名:株式会社 田中緑化研究所)
・日本各地の山地や海岸の乾いた岩の上などに自生しているキリンソウ(ベンケイソウ科キリンソウ属キリンソウ)は冬期間は落葉します。常緑キリンソウは品種改良を行い、通年を保つように改良した新品種です。 ・従来の壁面緑化はセダム類で施工されているが、天然雨水のみでは恒久性がない。また近年ヘデラ類で施工されている工法もあるが成長するのに年数を要する。 ・弊社にて平成19年に種苗登録した植物、常緑キリンソウ(トットリフジタ1号)は雨水があれば散水不要、暑さ、寒さに強く日本中どこでも生育します。海岸部では、より旺盛な生育となります。 ・上記、『常緑キリンソウ』を採用し、専用培土を袋に入れ、『雑草防止』『土壌流防』『簡単緑化』を実現した新しい緑化システムが常緑キリンソウ袋方式(FTMバッグ)です。 ・FTMバッグの標準サイズは、壁面緑化:350*1000、屋上緑化:500*500&250*1000、折板屋根:250*1000ですが、袋は型を持たないので、現場に合わせた寸法のオーダーが可能です。
2020/03/24 新技術 ロービジョン対策用点字ブロック塗装 材料及び製品 株式会社クエスト
雨の日、あるいは雪の日には、点字ブロックは危険区域となり、歩行者、自転車、特に目の不自由な方にとって、転倒事故が少なくない。そこで、当社独自開発した接着剤を使用した商品を塗布することにより、滑らなくすることができる。また、駅のホームの点字ブロックで、人の往来が多いところは頻繁に破損する。このような点字ブロックの状況は、目の不自由な方のためのものが、誰でもひとつ間違えれば、転倒、大事故に繋がる可能性があります。当社の新技術は、従来品のこれらの問題点を解決、強度、耐久性、滑り抵抗値も格段に向上させることができます。 施工は極めてシンプルで、現地施工もちろん、工場での施工が可能。  また、開発にあたり、試行錯誤を重ねる中、鳥取県視覚障害者協会様にもアドバイスを頂き、日本視覚障害者連合様、鳥取県視覚障害者協会様、盲膜色素変性協会様などの支援をいただいて新技術が完成され、商品化に繋がりました。完成されたこの技術は、JR米子管内(根雨駅)2019年2月に施工され何の問題も起こっておりません。  なお、この新技術を基本とし、ロービジョン対応の塗装も完成、具体的には、コンクリートブロック上では指定された色調がでなかったが、当社独自の技術(接着剤を兼ねた色の調合)で日本視覚障害者連合様、鳥取県視覚障害者協会様及び盲膜色素変性協会様が要求される色調を出すことができ、承認していただくことができました。  点字ブロックの現状と問題点を解決すべく、鳥取県のみならず、全国の点字ブロックが、当社の新技術で少しでも住み良い街づくりに寄与することを目指し開発にいたりました。
2019/10/07 新技術 建設用手持ち工具支持装置「楽サポール®」 材料及び製品 株式会社 KENZEN
建設業界の問題は、人手不足と高齢化。それに加え、当社の得意とする「はつり」は、重いコンクリートハンマーを天井に押し付ける超重労働であり、何らかの手を打たなければ、要員を確保できず、事業継続も困難。 NETISに登録された「はつり棒」が市販されているが、 ①高さ調節がしにくく、実質的に現場での高さ調節は困難 ②はつり箇所を押す力が構造的に弱く、肉体的負担の軽減は限定的等の問題点があり、実用的ではない(当社評価)。 これらの問題点を解決するために、独自に試作を重ねたところ、効果的な形状・構造を考案することができた。鳥取県産業振興機構のアドバイスを受け、事業化できる製品となり、商標登録済み、特許出願中である。 工具保持力、衝撃吸収力が大きいだけでなく、高さ調節がワンタッチで可能であり、女性や高齢者でもはつり作業が可能となった。現在、口コミで有効性が伝わった県内同業他社に対し、モニター貸出を実施中。販路開拓の一助としている。
2019/03/22 新技術 鋼管基礎杭「M-Core」 材料及び製品 有限会社 松村精機
◆現行、道路標識・安全標識・カーブミラー等(安全施設)を設置する際の支柱の基礎工は  従来工法(コンクリート基礎工)で施工しているが、地面を掘削⇒コンクリート基礎の埋込み⇒残土の埋戻しと  手順や重機を含む施工機材も多く、工期にも時間を費やしている。 ◆今回の新製品「M-Core」基礎杭については、鋼材の基礎杭を直接打設し、鋼材杭に入れた  中筒の鋼材翼を拡張する事により強度を保ち、底掘り~建柱までの時間短縮と工期縮減に繋がる。 ◆また施工については特に市街地・住宅地などの狭小区域での掘削・埋戻しも大きく軽減され  施工性や安全性も大幅に向上する事から、杭単体のコストはUPするが、工期短縮や作業性向上の  メリットが得ることが出来る。また機械設備も軽減される為、機械経費削減とCo2の排出量も抑制される。  そして、品質面では鋼材全面に亜鉛メッキを施すことにより耐久性も確保できる。
2019/03/19 新技術 LED道路灯 材料及び製品 光電気LEDシステム株式会社
平成25年度より、鳥取県内の県道道路灯のLED化が計画され、対象製品の募集が始まりました。その際に応募要項に「県産品であること」の記載があり、弊社においてもこれに対応するために開発を開始、国土交通省 LED道路・トンネル照明導入ガイドライン(案)に適合の水銀灯に代わるLED道路灯として、弊社の特許技術である1台のLED灯具の中に2種類以上の配光特性の異なるレンズを組み合わせ高効率を実現可能な「新拡散構造技術」を取り入れLED道路灯を完成させました。鳥取県内での実績確保もできたため、この度鳥取県産業振興機構からの紹介もあり、鳥取県新技術制度に応募することに至りました。